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2009.02/01 [Sun]
間諜が見失った恋/「ラスト、コーション」

欲求不満なわけではないのですが、いきなりですけれど
「ラスト、コーション」。そもそもコレ、
エロ顔香港代表、トニー・レオン氏主演作品なので結構楽しみってか
「花様年華」とか「インファナル・アフェア」以来観てなくて、
それもあって観たんですけれど。監督アン・リーだからそんなに
期待出来んのぅ、とか思ってダラ観してたところ…。
なかなかの力作でした。頑張ったねアン・リー。
早い話が娘スパイとおっさんターゲット(勿論トニー・レオン氏)の
命がけラブストーリー、ってそれだけなのですがこの二人の
生と性と大義名分まかり通った時代のドラマティックさ加減で
すんげー魅せてくれました。娘スパイが色仕掛けでおっさんターゲット
たらし込んだはいいものの、ミッション忘れて(厳密に言えば)
本気でターゲットを愛してしまうので、ターゲットも何をか言わんや。
じくじく距離が近付いて来た娘スパイを自ら用意した不倫部屋で
待ち伏せていきなりベルトでどつき倒して
縛ってレイプ。トニー氏、素晴らしきドS。
以降、まさにドロドロに爛れ切った肉欲地獄へ…。でも、コレが
無ければ理屈もクソもへったくれも何もかもすっ飛ばした
「だってあんたが欲しいんだもの」って気持ちだけで逝くとこまで
逝っちまって暴走しまくるふたりの気持ち、ってのが説明出来ないので
全然アリです。この映画、本番やったんじゃねーかとまで言われた
曰く付きのラブシーンってのが結局売りになったという憂き目に
遭いましたが、そんなのどうでもいいです。知るかそんなの。
娘スパイがミッションという理由があっても無くてもっつーか
あるんだか無いんだかも自分で解らなくなるほどターゲットを
愛して欲してしまうさま、が観てて辛いの何の。せつねーの何の。
「貴方がわたしのこと、飽きてしまったんじゃないかって」
「他に女がいるんじゃないかって」…なんだそれ…。でも、
娘スパイの本音というか心が散り散りにめちゃくちゃに乱れる音が
しましたよ。どうしてこんなに欲しいんだろう、どうしてこんなに
好きなんだろう。ターゲット、おもっくそに罪ぃぃぃーーー!!!!!
いつバレるか、いつ殺されるか、いつ疑われるか、いつ棄てられるか、
解ったもんでない二人なのに不器用に求め合うしか何も出来ない!!
ターゲットの嫁の目前でも素知らぬ顔しか出来ない二人。
すっげー辛いんです。痛々しいんです。観てて顔そむけたくなるほど。
二人はお互いの事情から逃れるようにやっぱり求め合うという…。
辛い…しんどい…コレがしんどくなくて何がしんどいの。
娘スパイの愛と欲は四面楚歌でいつキレてもおかしくないほど。
ターゲットの理性と建前と欲だっていつキレてもおかしくないほど。
ギリッギリのデッドラインで生きる事が許された、そして
生きるしかなかった男と女は、太古的とも言えるつながりしか
持てなかったかのようで、本当にやるせないのです。不安と恐怖で
殺し合ってるみたいな、裏切り合って傷付け合って、互いの背負う
事情とミッションが重ければ重いほどそれが際立って行くのです。
しんどいわーーーーーーーーーー。ヘビーだわーーーーーーー。
でも、あくまでお話と映像はエレガントに進むのですよ!!!
援護射撃体勢、オッケー!!!!まさに女向け〜〜〜〜〜(え)
挙句、オチは徹底的に悲しいんです。まさに女向け〜〜〜〜〜!!!
私は、娘スパイを通して非常事態宣言下の遠い昔の中国で
ひっそり生きて血を流していた女を感じて心底愛おしく思いました。
ターゲットが愛したであろう「女の部分」を愛おしく思いました。
翻ってターゲットの生きているだけで罪を犯しているかのような
残酷さと底知れぬ暗い情熱に慄きました。それを瞳の動きだけで
表現し切ったトニー氏、惚れ惚れ…♪またファン増やしたねえ。
エロ顔爆裂だしーーー。立ってるだけでエロ、という
名人芸の域へ突入しております!!!!ほんっと久々に
「個人的な情事と個人的な事情」をきちんと描いた映画を
観ましたよ。アン・リー、デストロイヤー過ぎでしょー。
予想通りってとこもありましたけど、楽しめました。
間違っても男ウケしない映画ですが、いい映画だと。
帰宅後速攻PJハーヴェイ嬢大音量でしたわい。
何故か、本当に何故か。女の気持ちは女に訊け。
流れ流れて突き抜ける女の気持ち。
男の気持ちなんて一瞬シンクロすればそれで御の字。
いい男にひっかかるってのは、地獄見ますわ…。
いい男って、多分やさしいのにやさしくない。
- at 03:52
- [洋邦問えない素晴らしき時代劇の世界]
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2009.02/01 [Sun]
駆け抜けるバイクのように/「くちづけ」

私が尊敬し、愛する増村保造監督がイタリア映画留学から帰国して
初めて撮った、いわばデビュー作。
御話は、刑務所の面会所で偶然出逢った少女と
青年のボーイ・ミーツ・ガール物語。
たったそれだけ。青年は川口浩さん、少女は野添ひとみさん。
この映画が、本当に素晴らしい!!!若さゆえ、まだ見ぬふたりの世界へ
バイクと一緒に疾走していく姿が何とも愛おしく、そして颯爽としていて、
何もかもぶっとばして行くんだ!という姿がとにかく青春、というものがあった時代、
勿論今でもきっと何処かであるはずの季節をバッチリ切り取っているのです。
色々な人が指摘していると思いますが、この映画は古き佳き時代のイタリア映画のような
快活さがあります。本当に溌剌としていて、観ているこっちが目を背けたくなるほど
痛ましい。でもその痛みが、青春そのものなんだと言わんばかりです。
痛くて、ひりひりして、それでも君は、僕が、わたしが、必要?そんなふうに
観ている私へ切実にギリギリのところから問い掛けてくるかのような感じがします。
一枚の紙ナプキンに殴り書きされた御互いの住所。携帯電話がある今ではまるっきり
成立しないような映画ですが、それでも惹かれ合うふたりの距離は遠いようで近かった。
ぶっきらぼうな口調の若かりし頃の川口浩さんは、まるでジャン・ピエール・レオーのようで、
ひたすらキュートな野添ひとみさんはまるでアンナ・カリーナやシャンタル・ゴヤのようで、
(二人ともイタリア人じゃないなあ…でもそんなのは枝葉末節に過ぎないのです!)
白黒のパキッとした乾いた映像は、熱い熱い真夏の太陽の輝きも、海辺の夕暮れも、
高速道路の熱波も、切ないふたりの目線も、何もかもをひたすら映し、その一瞬に、
ただただひたむきに、まっすぐに生きていた二人、まっすぐに生きる二人を見守っています。
そして、私的には「自分映画史」に残るほどかっこよくて、
可愛くて、鮮烈なキスシーンが。本当に、青春を生きた人間にしか出来ない
くちづけ。増村監督は叩き付けるようなタッチでそのワンシーンを撮っています。
やっと出逢えた、やっと一緒の気持ちになれた、やっと解りあえた、
また、一瞬の季節を駆け抜ける事が出来るかもしれない、そんなくちづけ。
ふたりで居る瞬間は、もう次には訪れないかもしれない、だけど、だけど。
僕は、わたしは、君が必要。たったそれだけの事、なのでしょうが
若いふたりにはそれが全て。
お天気が良いと、死にたくなってしまうほど切なくなる。そんな日に
観て欲しいなって、思います。向こうへ、もっともっと向こうへ。駆け抜ける事でしか
その日を生きられなかった、だからこそその日を生きている、そんな映画です。
白い開襟シャツと、真っ赤な太陽と、突き抜けるような青い空と、ひらりと風になびく
スカートと、黒いバイク。まばゆいほどの、悲しいほどの、青春。
こんなに風通しの良い青春映画、初めて観たかもしれません。
影のあるふたりであっても、どこまでも晴天。
ちなみに、この御二人、後々本当に御結婚してしまいましたとさ。
- at 03:33
- [まったりと、しみじみと。]
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2009.02/01 [Sun]
邪馬台国は約束の地/「近頃なぜかチャールストン」

おじさん、おじーさん、老後の心配なんぞしなくても良い夢の国があればどうします?
それがあるんです、その名も「ヤマタイ国」。
この映画は、故:岡本喜八監督がATG時代に創り上げたもので、
とある若者が留置場に入れられた事から始まります。
留置場に居るのは、食い逃げしていたひと癖もふた癖もある中年に老人たち。
彼らは自給自足で平和国家でもある「ヤマタイ国」の住人だと若者に
言い張ります。最初は若者も頭おかしいんじゃねーかこの年寄りどもは…って
感じでドン引きなのですが、ひょんな事からこの国の住人になってしまいます。
ですがこの国、スクワッティング(不法占拠)して国土(という名のボロ家)にしてるわ
牛乳から新聞から電気から何から何までパクりまくりで自給自足だわで早い話が
そんな事ばっかりやらかしてるから留置場行きになってるオッサンじーさんどもで
溢れ返ってるところなわけです…。でもそれぞれに何とか大臣、と役割が決まっていて、
そこで揉める事無く生活しているからわりと快適。そこに老刑事が絡んで来たりして
話がややこしくなるのですがそれはそれ。
私は、この映画にただならぬ自由さ、コミュニティのあり方、
和を持って利と成す脳天気さ、そして何よりとんでもないブラックなものを感じて
とても興味深く拝見する事が出来ました。ヒッピーコミューンって、私からすれば
忌み嫌う以外何ものでもないものなのですが、ヤマタイ国みたいな馬鹿で
ハードコアなコミューンがあれば、冒頭の若者のように一緒に暮らしてしまうかも〜、と
思ってしまったのでした。その時点で人間失格なんでしょうけど、それでもいいやって
思えるくらい大らかで楽しい映画です。映像は白黒なので、少々観辛いですし、
喜八っちゃんの悪癖でもあるオヤジギャグが炸裂しているところもあって
それはちょっとなー、って感じですがそれどけるとかなりの面白さです。
てか、フツーに面白く観れます。某○タヤディスカスでブラック過ぎだのシニカル過ぎだのと
揶揄されていた映画ですが、シニカルでもブラックでもありませんよ。
実際観れば解る御話です。「こんなジジイども、居たら迷惑だけどおもしれー!」って
なると思われます。朝のお散歩ついでに牛乳パクって飲みながら行進するジジイどもの
滑稽さと快活さと狡猾さは観てて本当にスッキリするものであり、こんなもんあってたまるか!
じゃなくてあって欲しいなあ〜と思わせるチャーミングさがあります。
麻雀やって大騒ぎしたり、チャールストン踊り狂って大騒ぎしたり、おめでたいけれど、
どこか哀しいジジイども。その哀愁もひしひしと感じ取る事だって出来ます。
「所詮、老後なんて空騒ぎそのものなんだよ!」というやりたい放題っぷりは
痛快にして、悲惨。けれどジジイどもはそんな事意にも介さず今日も留置場行き。
居合わせた若者は悲運そのものかもしれませんが、そこから得たものって、
何よりでかかったはず。しみじみと、胸を打つ小品です。
- at 02:33
- [まったりと、しみじみと。]
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2008.09/29 [Mon]
国葬級に悲しいお知らせでした。
去る九月二十六日、私の敬愛する大俳優さま、
ポール・ニューマンさんが崩御されました。
数ヶ月前から闘病中であるとか、危篤であるとか、
色々と物騒なニュースが舞い込んでいたので
ある程度は覚悟していたつもりだったのですが…。
素敵でした。本当に渋くて、かっこよくて、愛情深くて、
人間くさくて、情も深くて、何事にも厳しくて、
そして優しくて、可愛い笑顔の持ち主で。まさに「漢そのもの」でした。
私は「スティング」とか「明日に向かって撃て!」とか
「熱いトタン屋根の猫」とか「ハスラー」とか「評決」とか
このへんの映画で激惚れしたのですが、
オッサンになってからもマジ素晴らしい俳優さまであり、
恐らく素晴らしい人間、個人、だったんだと思います。
こういう漢を観ると、男がどーのとかいう
以前に「ひと」としてどうなのか???みたいな事ばっかり
考えてしまうのです。男という性別の「人間or個人」。
すごい御方だったんだろうなあ。いや凄い御方ですよきっと絶対!!!
事実上引退なさった後もそれでも気になる御方でした。
だいたいが、初めて海外旅行に(ロス)行った時、
買って来たお土産が彼が創ったブランドのドレッシングだったのだよ。
それは旨かったさ、貴方みたいに。
今ぽかーーーーーーーーーん、どころではない空虚感、
からっぽ感に支配されています。時代はこうして終わるのですね…。
でも、貴方の御姿、雄姿は永遠のものです。真に美しい名優、逝く。
嗚呼、ニューマン師匠よ永遠に!!!
謹んで、こころより御冥福を御祈り致します。
さよなら、さようならニューマン師匠…。いずれ逢えるまで。
でも、雨にぬれても涙には濡れません。似合わないもの…、貴方には。
御外は貴方を惜しむように、泣いています。私も泣いてしまいました。
貴方が「泣いてもいいよ」と微笑むのなら、私はそうします。
でも、ぐっとこらえました。涙溢れても、嗚咽は我慢しました。
本当に、ありがとうございました…。
だけどね。何が何だか解らないけれど、私はいま、
貴方の腕の中で思いっきり泣きたい気分なのです…。
ポール・ニューマンさんが崩御されました。
数ヶ月前から闘病中であるとか、危篤であるとか、
色々と物騒なニュースが舞い込んでいたので
ある程度は覚悟していたつもりだったのですが…。
素敵でした。本当に渋くて、かっこよくて、愛情深くて、
人間くさくて、情も深くて、何事にも厳しくて、
そして優しくて、可愛い笑顔の持ち主で。まさに「漢そのもの」でした。
私は「スティング」とか「明日に向かって撃て!」とか
「熱いトタン屋根の猫」とか「ハスラー」とか「評決」とか
このへんの映画で激惚れしたのですが、
オッサンになってからもマジ素晴らしい俳優さまであり、
恐らく素晴らしい人間、個人、だったんだと思います。
こういう漢を観ると、男がどーのとかいう
以前に「ひと」としてどうなのか???みたいな事ばっかり
考えてしまうのです。男という性別の「人間or個人」。
すごい御方だったんだろうなあ。いや凄い御方ですよきっと絶対!!!
事実上引退なさった後もそれでも気になる御方でした。
だいたいが、初めて海外旅行に(ロス)行った時、
買って来たお土産が彼が創ったブランドのドレッシングだったのだよ。
それは旨かったさ、貴方みたいに。
今ぽかーーーーーーーーーん、どころではない空虚感、
からっぽ感に支配されています。時代はこうして終わるのですね…。
でも、貴方の御姿、雄姿は永遠のものです。真に美しい名優、逝く。
嗚呼、ニューマン師匠よ永遠に!!!
謹んで、こころより御冥福を御祈り致します。
さよなら、さようならニューマン師匠…。いずれ逢えるまで。
でも、雨にぬれても涙には濡れません。似合わないもの…、貴方には。
御外は貴方を惜しむように、泣いています。私も泣いてしまいました。
貴方が「泣いてもいいよ」と微笑むのなら、私はそうします。
でも、ぐっとこらえました。涙溢れても、嗚咽は我慢しました。
本当に、ありがとうございました…。
だけどね。何が何だか解らないけれど、私はいま、
貴方の腕の中で思いっきり泣きたい気分なのです…。
- at 14:54
- [好きな俳優さま。選り好んでもいないのに何故かおっさんばっかりです…。]
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2008.09/15 [Mon]
本音と建前のゆくえ/「アフタースクール」

宝塚の手前の売布ってとこまでえっちらおっちら
お出かけして(ほとんど兵庫だ…。え?兵庫県???)、
「アフタースクール」を観に行って来ました。
私が敬愛する二大生存物件、こと佐々木蔵之介さんと堺雅人さんが
御出演なさっておられるので(あとは大泉洋さん)、何は無くとも
観とけ!!!たとえしょーもなくても観とけ!!!ってのは
勿論至上命令。二時間くらい早く着いたのでカレーとか喰いながら
ダラダラ待っていざ鑑賞。
…ぐえーん、わかんねーよー!!!!!

いつまで経っても謎解きが出来ません〜!!!
とりあえずダーティな探偵、蔵さんがいっちょカマされた、ってのは
何となく解るんですがそれ以外がもうもうぜーーーんぜん!!
わかんねーーー(号泣)マジ解んねーーーーーーーーーー!!!
解せない〜!!!!ほんっと種明かし教えてエロい人。
教師の大泉さんとリーマンの堺さんがいちおう密かに警察に
捜査協力をしていて、ホステスで元同級生の常盤貴子さんを
匿っているのですが、そこでのやり取りと蔵さんがいったい
どう絡んで蔵さんいっちょカマされたんだか…orz
現ナマの行方はいったい!?そもそも何で現ナマ?!
堺さん現ナマどーやってゲトしたの!?解らん…。
大泉さんが蔵さんいっちょカマそうと思ったのは何故に?!
…解りまへん、さーーーっぱり、ちーーーーっとも、解りまへん…。
でも、大泉さんが蔵さんに言い放つひと言、
「つまんねーとか言って、そんなのお前のせいなんだ。」は
かなりキましたよ…。あとは逆に蔵さんが大泉さんに言い放つひと言、
「お前みたいな奴見てるとイライラ?するんだよ!」も…。
大なり小なり他人様にはそういう気持ちを抱えて生きているわけで、
大泉さんの言う事も蔵さんの言う事も正しいんですわ。
たとえ友達であっても(大泉さんと蔵さんは友達ではないのです)。
そして、「変わってないって何で解る?ほんとに全部解ってるのか?」
という常識を疑え的展開が基本テーゼとしてあるので、そのへんは
スリリングですし、楽しいです。それに、他人と自分のあいだには、
どうやったって埋められない本音と建前がある、裏では結局何を
思って何がしたいかなんて自分も他人も解らない、というテーゼも
あるので、私は少々切ない気持ちで銀幕を眺めていたのでした。
思えば堺さんだって最初は女連れで失踪した事にしてたんだもんな…。
大泉さんの家でTシャツトランクス姿で呑気に煙草吸ってたけど…。
他人を見れば泥棒と思えじゃないですが、疑えってんでもないですが、
やっぱり他人と自分との間には大きな認識のズレがあってそこを
諦めてしまって「へーへー」と蔵さんのように不貞腐れてブーたれて
生きていくのか、大泉さんと堺さんのように損得勘定抜きにして
初恋の人の為に奔走してみるのか、どっちも正しいし、多分それは
間違ってないのです。両面あってこそ〜なんじゃねーのかと。
だからものすっごい大悪人ってのも出て来ないし、かと言って
ものすっごい善人、ってのもそんなに出て来ない御話だったんですね。
みーんな、裏がある。でもあるからってそれが何だっていうんだろ?
という明るさも垣間見られたので、なかなかに良い映画でした。
それにしてもわかんねーーーーーーーー(号泣)

それと。蔵さん&堺さん好きとしては爆萌え映画でもありました。
基本、ヨレヨレ〜っとした無精ヒゲ姿でくたびれ気味の蔵さんって
私にとっては爆萌えも爆萌え。御声が低くてややハスキー気味な
蔵さんがちょっとイケてない篭った感じで喋ってるのなんか、もう…。
鼻血もんでした。そしてTシャツ&トランクス姿で煙草吹かす堺さん!
「結構かっこよかったですよね?」とか言うものの婦警さんに
「特に…」とか言われて軽くいなされてしまうトホホな堺さん!
…私にとっての二大生存物件は生活感があればあるほどいいのか…。
そーかそれは大発見だったなあ。御二人ともドラマとかでは
結構清潔な格好だったりする事が多いのですが、それとはほぼ
真逆なわりとどころか相当に生活感丸出しな雰囲気だったので、
やっぱりいまどきのいい男は汚してナンボだよなあ〜〜〜〜。
私が普段御贔屓にしておる昔の男は、清潔でナンボだけど。
そりゃ蔵さんも堺さんも清潔な雰囲気のときだって
何だかもうやばいくらいにいい男ですが…。
御二人とも、いまどきのイケメソなのね。実はオッサンなのにー。
- at 00:06
- [ドタマを使え!!しんどいけど…。]
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